ぼくの抑うつ・躁うつ〜精神疾患があっても生きていく。

混合性不安抑うつ障害、統合失調症から、双極性障害に。

自己肯定感の低さの原因#自己肯定感の考察

 たくさんの人に迷惑をかけている。

 自分が自分とうまく付き合えないせいで。

 

 こどものころ、自分が良かれと思ってしたことをすごく叱られたことがある。

 そこから自分の判断を信じられなくなった。

 自分の気持ちを信じられなくなった。

 自分の判断は”間違っているのでは”という思いが頭から離れなくなった。

 「こうしたい」「これをやりたい」

 「でもそれはだめなことなのかも」

 「まちがっているのかも」

 それが自己肯定感の低さの原因かもしれない。

 いまだに自分の判断を信用できない。

 何かを買うことや、カフェで休憩をとること、お昼を外で食べること、店に入ること、そんなひとつひとつの行動が「おこられるのでは」「間違っていることなのでは」

と思ってしまう。

 そして諦める。やっぱりやめよう。カフェで休憩するのをやめよう。

 必要なもの以外買うのはやめよう。

 外で昼食をとるのはやめよう。店に入るのをやめよう。

 だって怖い。怖すぎる。

 

 そしていつしか、自分の存在ですら、迷惑なのでは、いなくなったほうがいいのでは、という考えが首をもたげはじめる。

 不安で、恐怖で、罪悪感で、胸がずどんと重くなる。

 ズキズキと心が痛くなる。

 涙が出そうになる。

 

 抑うつがよくなって、躁になりかけたとき、

 あほみたいにお金を使いまくった。

 考えるのをやめた。欲しい、買っちゃえー!怒られるかも?知るかー!

 それはそれで楽しかった。充足感があった。

 不安やストレスのたびにぽちぽち買って、ちりつもって「多すぎる額」になってしまった。

 そして結局「多すぎる額」を短期間に使い込み、

 夫と話し合って限度を超えたそれは良くないことで、改めるべきと反省し、

 また罪悪感と付き合うことになった。

(夫にいつか全額返すと約束した )

 

 まだ自己肯定感は低いままだ。

 抑うつは回復してきているけれど、簡単なことでぽっきりいきそうだ。

 木に例えると、根がひょろひょろで幹も細い、枝も葉もしょぼくれて花は咲いてない。幹は傷だらけ。そんな姿の自己肯定感。

 

 どうしたら根を増やし幹を太くし、枝葉が元気で花の咲く木になれるのだろう?

 やっぱり自己信頼は必要だろうな。